英国で税金を。National Insurance Number。

この春で、配偶者はTier5からTier2にビザを切り替える。職場は変わらないが給料の出先が日本からイギリスにかわるのだ。これまでは、日本から給料をもらっているのでお客さん気分でいられたが、これからはイギリスで給料をもらいイギリスで税金を払うのだ。どうやら、National Insurance Numberは合法的に英国国内で就業するにあたって必要なものなのだそうだ。


そのNational Insurance Numberの取得の方法について、簡単に紹介したいと思う。

まず、National Insurance Numberを取得するように、とのお達しを職場から去年のクリスマス頃に受けた。その手紙に促されるままNational Insurance Numberの申し込みウェブサイトにアクセス。ウェブサイトに書かれているように、08456000643に電話。英語での電話は極力避けたかったが、電話するより他なかったので電話をかける。電話でNational Insurance Number取得の旨を伝え、名前、住所、パスポート番号、ビザの種類、ビザの有効期限などについて質問される。配偶者は運良く親切な人にあたったので、大きな問題なくクリア。ここで特に住所は後日書類が送られてくるので、丁寧に答えることが重要と思われる。

年が明けてすぐ、Job centreからNational Insurance Numberの申し込み書類が来た。
記入する内容は、

Part 1. 申請者について。名前、生年月日、住所、電話番号、結婚しているかどうか、等
Part 2. 国籍と英国内での滞在期間について。30日以内の英国国内滞在は書く必要がない。
Part 3. 職について。あらかじめボールペンで斜線が引かれていたので無記入。
Part 4. その他の情報。無記入。
Part 5. 通訳者。どうやら、面接の時に通訳が必要な人は、通訳の名前と連絡先を記入するようだ。従って無記入。
Part 6. サイン。
Part 7. 副署。あらかじめボールペンで斜線が引かれていたので無記入。

以上だ。

これに加えて、身分を証明する書類として、

1. パスポートのコピー
2. Visaのコピー
3. これまでのすべての英国入国スタンプとビザのコピー
を、書類と同封されていた切手不要の封筒に同封して送付。

そこから約3週間後の1月末、無事にNational Insurance Numberが発行されたという旨の手紙が届いた。ウェブサイト上では面接(インタビュー)があるとのことだったが、今回の私の場合、書類だけでNational Insurance Numberが発行された。運がよかったのか、制度が変わったのか事情はよくわからないが、ひとまずよかった。National Insurance Numberを職場に伝えて今回のミッションは終了。ひとつ気がかりなのは、National Insurance Numberが書かれたカードが書類と共についてくるとのことだったが、どういうわけかついていないことである。ため息をつきながら配偶者はまた受話器をとるのであった。

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