湖水地方旅行 3。ポター氏のお家、Bowness and Hill top!

「ザ・ワールド・オブ・べアトリクス・ポター・アトラクション(The World of Beatrix Potter Attraction)」を堪能した後は、フェリーに乗ってポター氏のお家にゴー!(旅の概略はこちら


ポター氏の旧居は、ニア・ソーリー(Near Sawrey)エリアのヒル・トップ(Hill Top)という場所にあります。行き方は、ポター・アトラクションから徒歩5分程度の場所にある、ボウネス(Bowness)埠頭からフェリーでFerry Houseに向かい、そこからバスで10分程行ったところにあります。フェリーとバスがセットになったチケットが売っているので、是非こちらを購入しましょう!


このボウネス埠頭からは、ポター氏のお家以外にも行けます。目的地によって、フェリーがでています。例えば、南のLake Sideに行けば、蒸気機関車に乗れたり、北のAmblesideに行けば、ハイキングをしたり絶景に出会えるようです。ぽろちと配偶者は、今回ポター氏の旧居へ行く目的があったので、西側のFerry House行きのフェリーに乗りました。これら全てを回ろうとすると、到底1日では不可能であると思われますので、計画をしっかり立てておくと良いかと思います。

チケットは、ウェブサイトでの購入と直接埠頭で購入できます。しかし、事前にウェブサイトで購入するとの割引があるとのことでしたので、早速トライしましたが、どういうわけかウェブサイトからは購入できず、チケットの取り扱いはありませんでした。電話で確認すると、「当日購入して下さい」とのこと。他のチケットについては不明ですが、ポター氏のお家へ向かうチケットは、何故かウェブサイトでは購入できませんでした。


と、いうわけで、ボウネス埠頭でチケットを購入することに。往復のフェリーチケット+往復バス代込みで大人£10.4、子供£6.15でした。Ferry House行きのフェリーは3番埠頭(pier)から出ることになっていましたが、チケットが売っていたのは2番埠頭でした。(2015年版タイムテーブルはこちら)


無事チケットをゲットできたので、埠頭をお散歩。


こちらでは、沢山の白鳥や鳥が観光客と遊んでいました。少し彼らと遊ぼうかな…と思い、配偶者が近づき指を差し出すと、なんといきなり噛み付いてきました…!ひぇー。配偶者、涙目です。


フェリーに乗ってゴー!片道15分の短い船旅です。お天気最高!


フェリーを降りると、バスがフェリーの到着に合わせてすぐにやってきます。チケットを見せて乗り込みます。これまた約7分の短いドライブです。(2015年版タイムテーブルはこちら)


バスを降りると、そこには広大な牧草地が広がっています。


ポター氏は晩年、ヒル・トップで農場主として暮らしていたそうです。ポター氏は絵本作家で成功をおさめた後、この辺りの牧草地などを購入していきました。元々彼女は環境保護に関心を持っており、その熱意は強い物でした。絵本の舞台となったこの美しい土地や牧草地が、開発され変化していくことを恐れた彼女は、なんとかそのまま保存できないかと思い、絵本の印税などで次々に土地を買い上げたそうです。ちなみに購入した土地は、16平方キロにおよび、15の農場も含まれているそうです。これらの土地は、現在は湖水地方国立公園の一部にもなっています。


バスを降りてすぐの所に、ポターさんのお家の入り口があるのですが、目立たないので見落とさないように注意です。まず入ると、いきなりお土産屋さんです。


「ザ・ワールド・オブ・べアトリクス・ポター・アトラクション(The World of Beatrix Potter Attraction)」とお土産のラインナップは基本的に一緒ですが、お土産の種類やお店の広さはポターアトラクションの方が充実しています。荷物がかさばると移動が大変ですし、お土産が充実していることを考えると、街に近いポターアトラクションの方でお土産を購入された方が良いかと思われます。正直に言うと、お土産はあまり期待できないかもしれません。ピーターラビットグッズは日本の方がずっと豊富にあるので、ファンにとっては目新しい物は見つけられないかもしれません。


でも何か欲しい!何かポター氏の家限定のお土産ないかな〜と探していたところ、上記のレザーの栞を見つけました。「Hill top」と書かれているので、ポター氏の家限定のお土産かと思われます。これを数色購入しました。他にも色々見てみましたが、限定物は見つけられませんでした。


お土産屋さんを抜けると、ポター氏のおうちです!こちらは、ポター氏が晩年に住んでいた家。ちなみにお家の中は写真撮影厳禁です。また、金曜日はお休みのためお家の中に入ることはできませんが、お家の周辺は見ることができます。


庭園はほぼ当時のままで残されているそうで、ピーターがマクレガーさんから逃げたお庭もこんな感じなのかな〜と自然と物語を思い出せてくれます。


帰りのバスまで時間があったので、すぐ近くにあるホテル兼パブのThe Tower Bank Armsで乾杯。


この景色とサイダーがたまりません!最高です!


帰り道は行きと全く同じコースでボウネス埠頭まで戻ってきました。埠頭にあるチップス屋さんでポテトを購入し、休憩することにしました。


ポテトを食べようと海辺に座った途端、一斉に白鳥達が…。彼らは最初大人しくポテトをねだっていましたが、段々大胆になり後ろに回り込んで催促したり、ワイルドに威嚇してきました。途中でポテトどころではなくなって、ぽろちと配偶者は退散。その際カメラを白鳥の群れの中に落としてしまって、色々大変な目に遭いましたよ…。

さぁ次回はいよいよお夕飯!


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